成人式に参加する女性のうち、8割以上の方が振袖を着て出席すると言われています。
振袖以外のチョイスは、スーツやドレスのほか、袴や訪問着など。
割合は年によって変化しそうですが、多くの女性が振袖を身にまとって参加する流れは続きそうです。
また、振袖を着る女性の中で約8割はレンタルを選んでいるそうです。
そこで今回はレンタルと購入の違いや、最近流行りのインターネットでのレンタルのメリット・デメリットについてご紹介します。
それぞれの特徴を確認した上で、自分に合ったカタチでレンタルを考えてみてはいかがでしょうか。
レンタルが良いか、購入が良いかは考え方によって異なります。
購入のメリットは買った衣裳が自分のものになること。
二回目、三回目も同じ衣裳を着ることにはなりますが、お気に入りの1着を着続けることに抵抗がない場合や、毎回選ぶのが面倒くさいと感じてしまう方にとっては購入した方がメリットが多いです。
また、一度買ってしまえばあとはクリーニングするだけで済むのでとても経済的。
一方、レンタルは購入するのに比べると一度の金額は割安ですが、二回目、三回目も同じ料金を支払う必要があります。
毎回違った衣裳を選ぶことができるのもメリットのひとつ。
結婚式への参列も含め、お呼ばれ衣裳はレンタルで、毎回違ったものを選ぶ人も多く、その都度お気に入りを見つけるのも楽しみのひとつとなっています。
1点、覚えておかなければならないのは振袖が「未婚女性の礼装」であるということ。
結婚すると振袖は着られなくなります。
「成人式でもダメなの?」
というと、厳密には成人式はOKです。
これは、振袖が「成人式に参列する女性の晴れ着」とされているから。
実際に、20年~30年前も成人式には振袖を着て参列するという文化がすでにあり、未婚者、既婚者問わず振袖で参列されているようです。
しかし、結婚式をはじめとするお呼ばれ衣裳や特別なシーンの衣裳として既婚者が振袖を着るのは原則NGとされています。
そのため、成人式で振袖を購入したけれど、すぐに結婚したためその後一度も着られなかったということが起きる可能性もあります。
購入する場合は、そう言ったことも踏まえて考えておきましょう。
衣裳のレンタルといえば、衣裳をメインに取り扱っているお店に訪問し、レンタルするのが一般的な流れでした。
ただ、近年はインターネットでのレンタルも多くなってきています。
どちらも同じレンタルですが、インターネットにはインターネットのメリット、デメリットがあるのでチェックしてみましょう。
●インターネットでのレンタルのメリット
●インターネットでのレンタルのデメリット
もちろん、インターネットでのレンタルのデメリットが、お店でのレンタルなら100%解消されているかと言われるとそうではない場合もあります。
そのため、手軽で自分の気に入ったものをリーズナブルにレンタルできるインターネットの利用率は今後も増えていく可能性が高いです。
成人式の晴れ着を探すにあたって、スマホやパソコンで見つけるのも良いですが、お店でのレンタルにも「探す楽しみ」があります。
例えば、家族や友達と一緒にお店に振袖選びに訪れる方は少なくありません。
一緒に試着をしながら意見を言い合ったり、
「こっちの衣裳も似合いそうだから着てみない?」
といった会話をしながら試着をしてみるのはリアル店舗で衣裳を探す醍醐味とも言えます。
また、不安なことや「こういう場合はどうすれば良い?」といった疑問をお店の方に聞けばその場で解消してくれるので安心。
店舗にもよりますが、多くの場合、成人式の衣装をレンタルするとその後にくる卒業式や結婚式などのレンタルに対してお得な特典がつくケースもあります。
マリアージュコトブキを例にあげると
といった特典がついてきます。
また、成人式で振袖をレンタルされた方には、同じ額までの商品であれば、2万円(税込2万1,000円)でレンタルが可能になるサービスもあります。
卒業式に振袖を着たい方や、結婚式のお呼ばれ衣裳として活用されたい方には、特にお得な特典となっております。
こういった特典をうまく活用すれば、さまざまなシーンでの衣裳レンタルがよりリーズナブルになります。
内容はお店によって大きく異なるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
いかがでしたか?
振り袖の購入やインターネットでのレンタル、店舗でのレンタルは、さまざまなメリットやデメリットがあります。
それぞれの特徴と把握して、最も良い方法をチョイスしてください。