フォトウエディングをご検討されている新郎新婦さま。
ご準備の方は進んでいますか??
花嫁さまのウエディングドレスは、お気に入りの1着が見つかりましたか??
ウエディングドレスには、古くから伝わる言い伝えがあります。ドレスの色や、付属するアクセサリーに込められた思い。
その意味を知った上で、ドレスやアクサセリーを選ぶと、より考え深いものになりますよ。今回は、ウエディングドレスや、そのアクセサリーに伝わる思いをお伝えしていきますね。
ウエディングドレスの白色には「清純さ」「清楚さ」「無垢さ」といったイメージがあるといわれています。 また、白色は何色にでも染まる色であることから、白いウエディングドレスを着ることで「あなた色に私は染まります」というメッセージや、「新しい生活へのスタート」を意味しているという説もあります。
花嫁さまにぴったりのメッセージが込められていたんですね。
ティアラには、キラキラと輝く宝石が散りばめられたものが多いですよね。
実はあの宝石って、「夜空の星々」をイメージしたものだと言われているんです。
遠い昔、星空には神様がいると信じられていました。そのため、人々は何か大事なことを決める時に、星空の下に集まって祈りを捧げていたとか。もちろん愛を誓う場所も、星空の下だったそうです。
やがて、誓いの場は屋内へと移ります。でも、屋内からだと、星空が見えません。
そこで、「星空への祈りを届けてくれるもの」として作られたのが、ティアラだと言われています。結婚する二人から星空の神様へ、永遠の愛を誓う・・・とってもロマンチックな思いが込められていたんですね。
真珠の宝石言葉は「純粋・健康・長寿・富」。
母貝で異物から身を守り、内側で宝石を成すことから安産祈願のお守りにされることも。
母貝の中で真珠がその美しい輝きを放つ宝石となるまで、気の遠くなるような年月がかかります。
その様子から苦難を乗り越える事ができ、美しさに変える強力なパワーが宿っているといわれています。
また、貝の分泌物が幾重にも重なって出来ていることから、確固たる富をも象徴しているそうです。
健康も富も、古くから多くの人が憧れたもの。
さらに困難に打ち勝ち、退けるという意味でお守りとして選ばれることが多くあります。
真珠は、大切な人への思いや願いを込めて用いられてきた宝石なんですね。
ウエディングベールは古代ギリシャ・ローマ時代から始まった風習。諸説ありますが、「顔を隠すことで花嫁を悪魔から守る」という魔除けの意味があると言われています。挙式の際にウエディングベールをかぶってバージンロードを歩くのも、自分の身を守った状態で新郎のもとへと行くためです。
ベールダウンや、ベールアップにもそれぞれ意味があり、ベールダウンは、挙式の前に、母親が花嫁のベールをおろす儀式で、娘を守る、という意味が込められています。
ベールアップは、新郎がベールを上げる儀式で、ふたりの間にある壁を取り払う、という意味が込められています。ベールアップのあとにキスをするのは、「妻になった」ことを象徴しているといわれています。
結婚式の花嫁は、けがれのない純真無垢な存在だとされています。ウェディンググローブは、花嫁が無垢であることを表し、それを守るために身につけるもの。
つまり、グローブは無垢の象徴なのですね。
また、グローブは肌の露出を避けるという役割も担っています。格式の高いキリスト教式の結婚式では大胆な肌の露出はNG。
フォーマルな場である結婚式だからこそ、マナーとして肌の露出を避けるために、グローブを着用するのです。
日本では「ウエディングドレスに隠れてしまうから……」という理由で、ないがしろにされがちですが、欧米の花嫁たちにとってはウエディングドレスと同じようにこだわるアイテムなのです。
というのも、欧米のウエディングパーティでのメインイベントといえば、ダンス。
新郎新婦がはじめて一緒に踊る“ファーストダンス”はもっとも注目を集めるだけに、靴は重要なのです。ウエディングドレスの共布でオーダーしたり、ブランドや個性にこだわるなど、ウエディングシューズ選びには余念がありません。
どれもとっても素敵な言い伝えや思いが込められているんですね。
花嫁さまが人生で一番輝く日になるように、ウエディングドレスやアクセサリーにこだわってみましょう。
思いを知るだけで、手にとるときの気持ちが違いますよね。
素敵花嫁を目指して思い出に残る記憶に残るウエディングを楽しみましょう。