成人式を控えられている皆さま。当日お召しになる振り袖は決まっていますか??
振り袖の準備の仕方は様々。
着物屋さんで振り袖を作る。貸衣装で振り袖をレンタルする。家にある振り袖をきる。など。
20歳を間近にすると、自分の好みもしっかりあるばず。どんな振り袖を着て成人式に行きたいか。
一生に一度の成人式。後悔しないように事前準備はしっかりしておきたいですよね。
今回は、振り袖を準備する仕方の中で、家にある振り袖、いわゆる【ママ振り】に視点をおいて色々ご紹介していきますね♫
家にある振り袖は、一番始めは誰がお召になったんでしょうか。
おばあちゃん?お母さん??どちらにしても代々伝わる振り袖って素敵ですよね。
おばあちゃんからお母さん、お母さんから娘たち。大切に受け継いでいきたい、そんな格のある振り袖だと思います。
ママ振りを当日着る場合は、早めに準備をしておきましょう。
実は振り袖にもサイズがあるんです。例えば、お母さんの振り袖の場合、お母さんと娘さまが同じ背丈でしたら大丈夫なんですが、背丈が違う場合、袖丈や身丈が短い・・・という場合もあるんです。
もし短い場合は、着物屋さんで直してもらわなければいけないので、時間が必要となります。直前で確認してしまうと間に合わないという事態になるので気をつけましょう。
次に長襦袢です。たまにお客様のお持ち込みで、違う長襦袢を持ってくる場合がありますので長さなど確認をする必要があります。襟元も確認が必要です。半襟はもし汚れていたら取りかえることも出来るので、早めに確認しておきましょう。コトブキでも半襟はレンタルや購入もありますので、もしご検討される場合はおっしゃってくださいね♫
着物や長襦袢以外にも、振り袖には小物が沢山必要ですよね。全部足りているのか不安な場合は、一式持ってきていただければ確認することも出来ますので、ご安心ください。
ママ振りも、小物次第で個性を出すことも出来ます。
例えば、帯、重衿、帯揚げ、帯締めの小物を変更すると、全く違う雰囲気になるんです。着物に合わせてコーディネート出来るので、小物レンタルをする場合は、長襦袢と振り袖を持参して衣装合わせをするようにしましょう。
襟の色を今は赤だけど、黒に変えて見たり、帯揚げを刺繍が装飾してあるものやレースがついたものにしてみたり、帯揚げは飾り付きのおしゃれなのに変更したり・・・コーディネートは無限なんです。
色んな雰囲気で合わせて、ママ振りを楽しんでくださいね♫
料金の相場は、様々。帯の種類や小物の種類によってお値段に変動があります。レンタルする店舗に聞いてみて、予算に合うかを事前に確認してもいいですよね。
一体何がどのくらい必要なのか気になりますよね。家に紐などが沢山・・・何本必要?など、お問い合わせも実際多いんです。
必要なもののチェックリストですが・・・
■振り袖 ■長襦袢 ■帯 ■帯締め ■帯揚げ ■重衿 ■ゾーリ ■バック ■細紐5本 ■伊達締め2本 ■コーリンベルト2本 ■衿芯 ■前板 ■後板 ■帯枕 ■3重、4重紐 ■肌着 ■足袋 ■ショール ■髪飾り
と、なります。沢山必要な道具があるんですね!!
この中で、気をつけておくのが、「ゾーリ」です。ゾーリは何度も履いていなくても劣化していくんです。履いている時に、かかとがのいてしまったり、そこが外れてしまったり・・・など大変な事態になる場合も実際あるんです。なので、履く前に必ずかかとがのきそうではないか、底がはずれそうではないか、花輪がきちんとしているか、など確認をしておきましょう。
近年は、成人式前に「前撮り」をするのは一般的。
当日ももちろんスナップ写真は沢山残すことが出来ますが、しっかりポーズをしてスタジオで残す写真は格別なんです。
振り袖を綺麗に見せるポーズや帯のデザインなど、幅広く撮影することが可能なんです。
その時に、ママ振りならではの撮影も楽しんでみてはいかがでしょうか??
例えば、お母さんの成人の時の写真をマネするんです。同じポーズを1枚とると、「やっぱり似てるね」「時代を感じる」など、親子で楽しい一時、思い出を残すことも出来るんです。
これが出来るのは、ママ振りならではのこと。お母さんも娘さんの姿をみて懐かしく思ったり、それをみる振り袖を用意してくれた、おばあちゃんはとても嬉しい気持ちになります。
代々大切に受け継いできた振り袖だからこそ、残る記憶と記録。また娘さまが結婚して子供が生まれたら同じことをしてあげたい。ときっと思いますよ。それが「受け継ぐ」ということなんですね。
いかがでしたか??
ママ振りには魅力が沢山あるんですね。他には用意することの出来ない一点もの。そんなママ振りを自分らしくコーディネートしてより美しい姿にしてくださいね!!
コトブキでは、ママ振りに合う「小物レンタル」をしています。新作小物も随時入荷中なので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。