
大学や短大、専門学校などの卒業式で着る「卒業袴」。
振袖とはまた違った華やかさがあり、卒業という大切な節目にふさわしい装いとして人気があります。一方で、初めて袴をレンタルする方にとっては、「いつから予約すればいい?」「どんな袴を選べばいい?」「レンタル料金はいくらくらい?」「卒業式当日は何を準備すればいい?」など、分からないことも多いのではないでしょうか。
特に卒業式の時期が近づいてから袴を探し始めると、希望する色や柄、サイズ、着付け時間などが選べなくなってしまうこともあります。
そこでこの記事では、卒業袴レンタルを検討している方に向けて、予約する時期から袴の選び方、料金の目安、必要なもの、卒業式当日までの準備を分かりやすく解説します。
「お気に入りの袴を見つけて、卒業式を思い出に残る一日にしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。



卒業袴レンタルを予約するなら、卒業式の半年〜1年前頃から準備を始めるのがおすすめです。
特に卒業式が3月の場合、前年の春〜夏頃から袴を探し始めると、比較的余裕を持って選ぶことができます。
人気の高い色や柄、ブランド袴、人気の着物などは早い段階で予約が埋まってしまうこともあります。
「まだ卒業式まで時間があるから」と後回しにせず、気になるレンタルショップがあれば早めにカタログやWebサイトをチェックしておきましょう。
卒業式の1年前〜半年前
卒業式の6〜4か月前
卒業式の3〜2か月前
卒業式の1か月前〜直前
もちろん、卒業式直前でも袴をレンタルできる場合はあります。ただし、選択肢が少なくなる可能性があるため、できるだけ早めの予約がおすすめです。



卒業式で袴を着る方法には、購入する方法とレンタルする方法があります。
多くの方にとって、卒業袴レンタルの大きなメリットは、購入するよりも費用を抑えやすく、卒業式に必要な衣装や小物をまとめて準備できることです。
袴を一式購入すると、着物、袴、帯、小物などを用意する必要があります。また、卒業式以外で袴を着る機会が少ない場合、保管場所やお手入れについても考えなければなりません。
レンタルなら、卒業式が終わった後の保管やクリーニングの負担を抑えられるのも魅力です。
また、レンタルショップでは着物と袴を自由に組み合わせられるプランもあり、自分らしいコーディネートを楽しめます。
卒業袴のレンタル料金は、衣装の種類やブランド、セット内容などによって異なります。
一般的には、数万円程度からレンタルできるプランが多く、着物・袴・帯・小物などがセットになったプランもあります。
「当日足らないものがないように」予約前にセット内容を確認しておきましょう。



卒業袴を選ぶとき、まず迷いやすいのが「何色にするか」です。
袴にはさまざまな色がありますが、着物と袴の色の組み合わせによって印象が大きく変わります。
たとえば、落ち着いた色合いなら大人っぽく上品な印象に、明るい色なら華やかでかわいらしい印象に仕上がります。
定番の組み合わせだけでなく、あえて反対系統の色を合わせることで、個性的なコーディネートにすることもできます。
色選びで迷ったら、まず「かわいい」「大人っぽい」「上品」「レトロ」「華やか」など、卒業式でどんな雰囲気になりたいのかを考えてみましょう。
卒業袴には、花柄、古典柄、レトロ柄、モダン柄など、さまざまなデザインがあります。
同じ色の着物でも、柄の大きさや種類によって印象は大きく変わるため、「どんな雰囲気の卒業袴を着たいか」をイメージしながら選ぶことが大切です。
卒業袴の定番として人気が高いのが、桜や梅、牡丹、椿などの花柄です。
大きな花柄を選ぶと華やかで写真映えする印象になり、小さめの花柄なら可憐で上品な雰囲気に仕上がります。
「卒業式らしい華やかな袴姿にしたい」「写真に残したときに明るい印象にしたい」という方には、花柄の着物がおすすめです。
また、春の卒業式には桜や梅など、季節を感じられる柄を取り入れるのも素敵です。
古典柄は、長く愛されてきた伝統的な和柄を取り入れたデザインです。
七宝、亀甲、扇、松竹梅などの柄は、華やかさがありながらも上品で落ち着いた印象を演出できます。
「流行に左右されにくい袴を選びたい」「大人っぽい雰囲気にしたい」という方にもおすすめです。
卒業式はもちろん、写真を何年後に見返しても楽しめるデザインを選びたい場合にも、古典柄は候補に入れておきたい柄のひとつです。



周りとは少し違った卒業袴を選びたい方には、レトロ柄もおすすめです。
大きな花柄や幾何学模様、個性的な色の組み合わせなど、どこか懐かしさを感じるデザインは、写真映えも期待できます。
袴の色だけでなく、衿や帯、髪飾りなどの小物にもこだわると、より統一感のあるレトロコーデに仕上がります。
ブーツを合わせれば、昔ながらの袴姿を現代風にアレンジすることもできます。
モダン柄は、伝統的な和装の雰囲気に現代的なデザインを組み合わせたスタイルです。
シンプルな柄やニュアンスカラー、洋風の花柄など、さまざまなデザインがあります。
「和装らしさは残しながら、おしゃれで今っぽい袴姿にしたい」という方にぴったりです。
ただし、トレンドだけを意識するのではなく、自分の好きな色や普段のファッションのテイストも考えて選ぶと、より自分らしいコーディネートになります。
袴を選ぶときは、柄の種類だけでなく「柄の大きさ」にも注目してみましょう。
大きな柄は華やかで存在感があり、個性的な印象になります。
一方、小さめの柄は繊細で上品な雰囲気に仕上がります。
また、写真撮影をする場合は、柄の見え方も重要です。
着物全体に柄が入っているデザインは華やかですが、袴を合わせることで見える範囲が限られる場合があります。
お気に入りの柄がある場合は、実際に袴を合わせた状態でどのくらい柄が見えるのかを確認してみましょう。



卒業袴は、着物だけでなく袴との組み合わせによって完成する衣装です。
たとえば、華やかな柄の着物にシンプルな袴を合わせれば、着物の柄を主役にしたコーディネートになります。
反対に、シンプルな着物に色やデザインに特徴のある袴を合わせると、袴をアクセントにしたスタイルにできます。
「着物も袴もお気に入りのものを選びたい」と思うのは当然ですが、両方に柄や色の主張が強いものを選ぶと、全体が少しまとまりにくくなることもあります。
迷ったときは、主役にしたいアイテムをひとつ決めるのがおすすめです。
着物を主役にするなら袴はシンプルに、袴を目立たせたいなら着物は控えめにするなど、全体のバランスを意識するとコーディネートしやすくなります。
卒業式では、友人や家族と記念写真を撮る機会がたくさんあります。
そのため、実際に着たときだけでなく、写真にしたときの印象も考えておくとよいでしょう。
特に顔周りにくる衿元の柄や色は、写真の印象を左右しやすいポイントです。
試着の際には全身鏡だけでなく、スマートフォンで写真を撮って確認してみるのもおすすめです。
鏡で見たときと写真で見たときでは、色や柄の見え方が違うことがあります。
「実際に着てみる」「写真に撮ってみる」の2つを確認することで、より納得のいく卒業袴を選びやすくなります。



卒業袴は種類が豊富だからこそ、「どれを選べばいいのか分からない」と迷ってしまう方も少なくありません。
そんなときは、最初から色や柄を決めるのではなく、まず卒業式でどんな雰囲気になりたいのかを考えてみましょう。
「かわいらしくしたい」
「大人っぽく上品にしたい」
「レトロで個性的にしたい」
「華やかで写真映えするスタイルにしたい」
「シンプルで落ち着いた雰囲気にしたい」
など、理想のイメージを言葉にしてみると、自分に合う卒業袴を絞り込みやすくなります。
SNSや袴レンタル店のカタログなどで気になるコーディネートを保存しておくのもおすすめです。
いくつかの写真を見比べていくと、自分が好きな色や柄、コーディネートの傾向が自然と見えてきます。
そして最終的には、流行や周りの意見だけに左右されず、自分が着ていて嬉しいと思える卒業袴を選ぶことが一番大切です。
一生に一度の卒業式だからこそ、写真を見返したときにも「この袴を選んでよかった」と思える一着を見つけましょう。



