成人式といえば、二十歳になったことをお祝いする一生に一度の大切な儀式。
大人の仲間入りをするとか、お酒が飲めるようになるとか、選挙権を得られるとか、いろいろありますが、成人式より前から気になることといえば「どんな振袖を着るか」ではないでしょうか。
一生に一度の晴れ舞台なのだから、自分らしい衣装で着飾って友達と一緒に特別な1日を過ごしたい!
そう思うのは誰だって当たり前のことですよね。
和装といえば花火大会の浴衣くらいしか着たことがないという方がほとんどのはず。
実は、この後も「振袖」を着る機会なんてほとんどありません。
だから、お気に入りの振袖を身にまとって事前に写真を残す「前撮り」をする方が増えているんです。
でも、お金がかかるし、両親にお願いするのはちょっと申し訳ない。
もし、そう思っているならば、ちょっと待って。
もしかすると両親も口には出さないだけで、前撮りをしてほしいと思っているかもしれませんよ?
実は、和装にはいくつか種類があって「結婚の前後」で大きく変わります。
結婚前は「振袖」で、結婚した後は「留袖」と、明確に着る衣裳が分けられているんです。
つまり、振袖は結婚するまでしか着られない衣裳ということになります。
さらに、卒業式は袴を着るのが一般的ですし、結婚式で着る振袖は黒と決まっています。
そのため、色とりどり種類から、自分に合った振袖を考えて選べるのは本当に成人式ぐらいしかないという方も少なくないのです。
そうと分かれば、振袖姿をきちんと写真に残しておきたいですよね。
当日、友達とスマホやデジカメで写真を撮るのももちろん良いですが、式に臨み、その後、友人と楽しいひとときを過ごし・・・と、慌ただしく過ぎていく時間の中では、なかなかきっちりと写真を撮る時間なんてありません。
結婚式のように家族や友人がたくさん写真を撮ってくれるわけでもないので、一緒にスマホで撮影した並びのカットぐらいしか残っていないという場合も少なくないのです。
だからこそ、振袖を身にまとって、素敵な衣裳姿を記念に残しておきたいという方が増えているのです。
成人式の衣装選びは、最も多いのがだいたい1年から半年くらい前に選び始めるという方が多いようです。
「まだまだ先のことだし、全然大丈夫」
なんて悠長に考えていたら、素敵な振袖がどんどん予約されてしまい、着たいものが着られなくなってしまうという可能性も少なくありません。
前年の成人式が終わったくらいを目安に衣裳を探し始めるのをおすすめします。
「当日は忙しくてなかなか写真が残せない」ということ以外にも、実は前撮りにはいくつかのメリットがあります。
成人式といえば開催は1月。場合によっては雪が降るような寒い季節です。
どんなに頑張っても成人式当日に桜は咲きません。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉など、好みの背景がある場合は、その季節に前撮りができるよう、事前に段取りをしておきましょう。
ちなみに、前撮りをする場合、前撮りをしたい季節の半年くらい前には衣装選びを始めておくことをおすすめします。
「ヘアスタイルがなかなか決まらず、納得のいかないまま式に臨んだ」
「当日ヘアメイクをプロにおまかせしたけれど、イメージと全然違った」
など、せっかくお気に入りの振袖を着たのに衣裳姿が思い通りにならなかったとう方も少なくありません。
事前の前撮りでリハーサルメイクも兼ねて問題ないかどうかをチェックしておけば、安心して当日を迎えられます。
地域にもよりますが、特に送り迎えが必要のない地域であれば、成人式に両親がついていくケースは少ないようです。
特に、友人がたくさんいる中で親に一緒に来てもらうというのは、周りの友人も同じであればさほど気になりませんが、自分だけとなるとちょっと恥ずかしいですよね。
せっかくの晴れ姿だから見てもらいたいという気持ちがないわけではないけれど、それはそれ、これはこれ。
だから、当日以外にきちんと晴れ姿を見てもらえる機会として前撮りをするというご家族も増えているんです。
前撮りであれば、一緒に楽しいひとときを過ごせる上、記念に写真も残せるので、ご両親にも喜んでもらえることがお多いようです。家族写真を残すのもいいと思います。
当日の振袖レンタルと前撮りの両方をお願いする場合、写真館によっては一度のレンタル料で済む場合が少なくないようです。
レンタルと撮影を別々にする場合は料金が上乗せになってしまうので、衣裳レンタルができる写真館、もしくは撮影もしてくれる衣裳店を探すと、よりお得に前撮りが可能になるかもしれません。
マリアージュコトブキは、宇多津と観音寺に2店舗を構える衣裳店。
衣裳のレンタルから写真撮影まで、幅広いプランを用意しています。
スタジオ撮影からロケーション撮影まで、気になることは何でもご相談ください。