「前撮りやフォトウエディングを思い出に残るものにしたい」という方の中には、ふたりだけでなく、両親も招きたいと思っている方も少なくありません。
特に、我が子のドレス姿を楽しみにしているというお母さんは少なくありません。
「前撮りに呼ぶと思いのほか喜んでくれた」
という花嫁も多いようです。
では、誰もがみんなご両親を呼んだ方が良いのかというと、実はそうでもありません。
今回は、前撮り撮影にお父さん、お母さんを呼ぶ時のメリット・デメリットをご紹介していきます。
前撮りで両親を招く場合、思っている以上にいろいろなメリットが存在します。
実際の声をもとに5つにまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
前撮りでは、ふたりが主役なので、カメラマンはずっとふたりの姿を追っています。
だから写真を撮ってもらう必要はないのでは?と思うかもしれませんが、意外とそうではありません。
なぜなら、自前のカメラで撮影した写真はプロとは違ったものを残せるからです。
例えば、ふたりの姿を見ながら喜んでいる両親の表情や、撮影を楽しんでいるふたりの写真などもそのひとつ。
プロ撮影では残せない目線の1枚をたくさん残してもらいましょう。
「結婚式では着ない和装姿を前撮りで披露したらすごく喜んでもらえた」という声は多くあります。
特に花嫁のお母さんやお婆ちゃんは娘の衣裳姿を楽しみにしていることが多く、前撮りに参加することが親孝行につながったと思えるくらい喜んでくれることも少なくありません。
両親も前撮りの写真におさまってほしいという方も少なくありません。
結婚式では両家の席が離れているため、ふたりと両家のご両親がそろっているのはクライマックスシーンぐらいです。
そのため、前撮りに招いて一緒に撮影を楽しんでもらうのは、この上ない記念の1枚になるでしょう。
この場合、両家で服装の格が違うとバランスがおかしくなってしまうので、結納や顔合わせと同様、お互いの服装の格を合わせておくと良いでしょう。
特にロケ地を回る前撮りは、プチ旅行気分で参加できる楽しいひとときになります。
同じ時間を共有できるため、後からも「あの時はこうだった」という思い出話ができるかもしれません。
カメラを向けられると緊張するという方は、家族の力を借りるというのもおすすめ。
気の置けない家族が近くにいるだけでその場の雰囲気を盛り上げてくれ、自然な表情が出せるはずです。
ただし、見られていることが緊張につながってしまう方もいるので、注意も必要です。
前撮りに親を招くことは、メリットばかりとも言い切れないようです。
想像していたのと違う・・・とならないように、デメリットも参考にしておきましょう。
両親がいることでリラックスできるという方がいる一方で、両親に見られていることが気になって撮影が気になってしまうというふたりもいるようです。
親孝行になるとはいえ、せっかくの前撮り写真がぎこちなくなってしまうのはもったいないですよね。
性格的なものもあるので、両親を呼ぶことがマイナスになってしまう場合は少し考えた方が良いかもしれません。
お店にもよりますが、自前のカメラでの撮影や、ふたり以外の人の撮影参加で料金が追加になってしまうお店もあるようです。
また、ご両親が参加されたことによるカット数の増加や時間の延長などは多くの場合追加料金が発生するので注意が必要。
両親に参加してもらって写真を残したいという場合は事前にある程度プランを立てておくことをおすすめします。
ちなみに、マリアージュコトブキでは自前のカメラでの撮影やご両親の撮影参加での追加料金はいただいていません。
手を繋いで歩くぐらいなら全然問題ないけれど、キスシーンや抱きつきのカットなど、普段両親の前では見せないカットはけっこう恥ずかしいもの。
人によって気にせずできる人や気になるけどできる人、気になってできない人などに分かれます。
自分はムリだけどラブラブの写真は残したい!という場合は一度冷静になって考えてみましょう。
いかがでしたか?
両親を前撮りに呼ぶ場合、メリットもデメリットもあり、両親との関係や自分の性格なども影響しているようです。
両親の意向が強くて断れないという場合は、スタジオ撮影はふたりで。ロケ撮影は現地集合で両親と一緒に撮影する。といったカタチにしている方もいらっしゃいます。
最良の方法を考えて、ふたりも両親も一番喜べるカタチで前撮り撮影を実現させてください。