前撮りやフォトウエディングの中でも特に高い人気を誇っているロケーションフォト。
どこで、どんな写真を撮影するのか、考えるだけでいろいろな想像が膨らんでいきますよね?
海で、緑の中で、和の庭園で・・・香川県内には前撮りにおすすめのロケーションスポットが豊富にあるので、余計に迷ってしまうのではないでしょうか。
ただ、最高の写真を叶えるためには、抑えておかなければならないポイントがいくつかあります。
そこで今回は、前撮り、フォトウエディングのロケーションフォトの魅力や気を付けておきたいポイントについてご紹介していきます。
ロケーションフォトの魅力といえば、特別感のあるフォトジェニックな景色を背景に、ウエディング衣裳を身にまとった写真が残せることではないでしょうか。
スタジオだと、スタジオ内で叶えられる限りの世界観を表現する必要がありますが、ロケーションフォトの場合、今、目の前にある景色が背景となります。
その数ある魅力をまずはチェックしておきましょう。
ロケーションフォトの最大の魅力といえば、背景に広がる美しい景色。
海や山、市街地など、どこでも、どんな場所でもフォトジェニックな前撮りスポットへと早変わりします。
普段から訪れている思い出の場所も、ウエディングドレスを身にまとって訪れるといつもと違った特別な場所になるかもしれません。
日本庭園を背景に、白無垢で撮影したり、ナチュラルな雰囲気にピッタリのシンプルなドレスをまとって海や山で撮影したり。
背景のロケーションにピッタリの衣裳で撮影すれば、まるで最初からその場所に存在していたかのように景色に溶け込んだウエディングフォトが撮影できます。
着たい衣裳がある場合は、衣裳に一番マッチする場所を探したり、撮影したい場所がある場合は、その場所にマッチする衣裳を選んだり、両方の相性を考えて決めていくのもロケーションフォトの楽しみのひとつと言えます。
夏の海や秋の紅葉、春の桜など、背景にしている景色と一緒に撮影することで写真からはその季節感が伝わってきます。
それによって、何年たっても写真を見返した時に当時の雰囲気や温度、匂いまでもが記憶から呼び起こされ、感じられる1枚になります。
季節によっては暑い、寒いといったデメリットもありますが、1日を楽しく過ごすことができれば、それすらも良い思い出になります。
カメラを向けられると緊張してしまうことは少なくありません。
スタジオだと、周囲も「写真を撮る」という意識から自然とふたりに視線が集中するため、いざ撮られるタイミングになって緊張してしまうことがあります。
ロケーションフォトは、ふたりで公園や海を散歩したり、ベンチに座って休憩している何気ない姿もカメラマンが押さえていくので、緊張しがちな方でも自然な表情の1枚が残しやすくなります。
スタジオフォトの場合、セットを移動させたり壁紙を変えたりして違った雰囲気を作ることはできますが、あくまでも意図して作られた背景になります。
その点、ロケーションフォトは360度どこを向いても景色が広がっていて、同じ場所、同じ角度でも朝と夕方では見え方がまったく変わってきます。
その中から、最高の「今」を抜き取ることで、最高のロケーションフォトが完成するのです。
ロケーションフォトを撮影するにあたって、気を付けなければならないポイントがいくつかあります。
最大の敵は天候で、雨が降った場合は延期するのか、別の場所で撮影をするのか決めておかなければなりません。
また、場所の景色に左右されるので、海を訪れたら干潮でずいぶん遠くまで干上がってしまっていたり、紅葉や桜をイメージしてタイミングを決めたのに思ったような景色ではなかったり、訪れてみると思っていたのと違う景色になっていることもしばしば。
季節や時間帯によって撮影場所のロケーションがどうなっているかをチェックしておくのも失敗しないための予防策のひとつとなります。
ロケーションフォトで注意したいのは天気でけではありません。
暑い、寒い時期の撮影も含め、体調管理のための対策をしっかりと練っておくことも大切です。
例えば、冬の上着やカイロ、温かい飲み物を用意したり、夏であればタオルやうちわ、日焼け止めなどを用意しておいた方が良いでしょう。
季節によって変わる撮影の環境を快適に整えていくことも、ロケーションフォトを楽しむひとつの要素となっています。