卒業式の袴を選び始めるならいつ、訪れるのがベストなのでしょうか。
「早ければ早い方が良い?」
「それとも、夏ぐらいにした方が良い?」
「後になってバタバタしないよう、秋頃には決めておきたい」
といった方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、それぞれのメリット・デメリットなども踏まえながら、袴の選びはじめや予約をするタイミングなどをご紹介していきます。
参考にしながら、お気に入りの1着で卒業式を迎えてください。
まず、袴選びを始めるなら、前年の卒業式が終わり、次の年の予約が始まる4月の下旬ごろがおすすめ。
ゴールデンウィークぐらいならまだまだ空きがあるので、袴選びで時間を取るのも良いでしょう。
逆に、2月、3月など、もうひと足先に予約を入れられないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこのタイミング、お見せできる袴がほとんどありません。
というのも、卒業式の袴レンタルは人気のものからどんどん埋まっていき、卒業式の前にはほとんどが予約されてしまいます。
そのため、卒業式が終わるまで予約が入っている袴は店頭に並ばなくなってしまいます。
だから、卒業式が終わり、クリーニングなどの手入れが終わって店頭に並ぶ、4月後半くらいが最も選びしろがある時期と言えます。
早期予約とは、袴を6月くらいまでに予約すること。
7月を過ぎると予約数がいっきに増えることもあり、お店も特典を設けて早めに予約してもらえるようにしているケースが少なくありません。
他にも、成人式の振袖を予約したお店で袴をレンタルすれば割引を受けられるなど、お店ごとにさまざまな特典が用意されているのでチェックしておきましょう。
袴を早期に予約する最大のメリットは「気に入った袴を選べること」です。
お店に最も多くの在庫が並ぶ時期なので、たくさんある袴の中から自分が一番気に入ったデザインが選べます。
さらに、お店によって早期予約の特典や割引なども受けられる可能性があるので、お得に、スムーズに、自分好みの袴が予約できます。
早期予約のデメリットは「後で新作が登場したり、よりお得なプランが出たりする可能性」があること。
袴については後で変更できるお店がほとんどですが、「レンタルする袴を決めた後も常に新作情報をチェックしている」という方でない限り、後から登場する新作には気づきにくいもの。
お気に入りの芸能人のモデルをはじめ、新作の登場予定などがあるかどうかはお店にも確認しておいた方が良いかもしれません。
また、キャンセルをすると料金が発生する可能性があるので、場合によって「卒業式に出られないかも」といった可能性がある場合は一度相談してみることをおすすめします。
袴の予約は夏が終わった9月~10月ぐらいがピーク。
展示会のチラシなどもよく見かけるようになっていきます。
この時期に予約する人が多いため、先週はあった袴が今週はもう予約されてしまっているということも少なくありません。
ピーク時に決める場合は、お気に入りが見つかったらすぐに予約しておくことをおすすめします。
「お気に入りの袴が選べなかった」
「すでに予約がいっぱいで、選び代がすくなかった」
といった先輩の失敗談を受けて、少しずつ袴を選ぶ動きだしが早くなっている傾向があります。
そのため、気持ち早めに動き出す人が増えていて
「ちょっと早く動き出したけれど思った以上に選べる数が少なかった」
といった失敗談が先輩から出てきた結果、少しずつレンタルのピークが早くなってきています。
展示会に合わせるのか、早めにお店で決めるのか、どちらが自分にとって後悔がすくないかも含めて考えておきましょう。
袴姿で前撮りをしたいという方も、できるだけ早めに袴を決めておくのがベターです。
卒業式の直前に、スタジオで撮影というのであればそれほど影響はありませんが、ロケ撮影を希望される場合は特に、キレイな景色を背景にするなら冬よりも夏や秋の方が良いからです。
緑の生い茂った庭園や、紅葉に色づく山々を背景にするのであれば、ギリギリに袴を決めていては間に合いません。
前撮りの打ち合わせまできっちりしていくことも考えると、できるだけ早い段階で袴のレンタルを決めておくことをおすすめします。
最近では、大学内でも卒業式の袴の展示会を開催しているところが多くあります。
学校でチラシが配られるケースも少なくないでしょう。
展示会の日程が複数記載されている場合、都合がつけば「迷わず1回目の展示会に参加」してください。
大学の展示会は、レンタル時期のピークに合わせて開催され、予約がどんどん決まっていきます。
別の大学、別のキャンパスなどでも展示会が開催されているとなれば、1回目と2回目の選び代には大きく差がついてしまうことは容易に想像できるでしょう。
10月の中旬を過ぎると、袴のレンタルはどんどん難しくなっていきます。
レンタルできる袴が残っていても、お店の予約がいっぱいでなかなか対応してもらえないという事態も出てきます。
かといって、時期をどんどん遅らせていくとさらに予約は取りにくくなってしまうため、自分の予定よりも袴のレンタルの予約を優先させなければならない事態にもなりかねません。
そうしてようやく予約が取れてお店を訪れてみても、目ぼしい袴の予約は入っていて、少ない選び代から探さなければならない状態。
最終的には「袴にするか」「スーツにするか」といった選択肢にもなってしまいかねません。
そうならないためにも、早めに動き出すことをおすすめします。
いかがでしたか?
袴選びも成人式の振袖と同じで、早めに探した方が良いということが分かったのではないでしょうか。
特に「自分は袴にはこだわらないし、遅めでも大丈夫」と思っていても、いざ袴を前にすると意外に好みが出てくるもの。
そんな時「もうちょっと早く動いておけば」と思っても後の祭り。
「種類が多すぎて選ぶのが大変だった」と思えるくらいがちょうど良いと思っておきましょう。
マリアージュコトブキでは、袴の展示会やさまざまな割引などもご用意しています。
展示会も開催していますので、ぜひ、早めのタイミングでご予約ください。