二十歳を迎える特別な日のためにせっかく選んだお気に入りの晴れ着。
せっかくなら、写真撮影をして、カタチとして残しておきたいですよね?
成人式の晴れ姿をきちんと残しておきたいという理由から、前撮りをする方が増えています。
ところで、前撮りってどれくらい前に撮影するものだと思いますか?
1カ月前?
3カ月前?
半年前でもOKなの?
今回の記事では、成人式の前撮りについていつ撮影すれば良いかを解説していきます。
ぜひ、参考にしてください。
成人式の前撮りをするのには、いくつかメリットがあります。
例えば、当日はほとんど触れ合う時間がとれない両親に、晴れ姿をきちんと見てもらえる時間がつくれること。
さらに、ロケーション撮影を希望する場合、成人式が開催される冬ではなく、紅葉や新緑、桜といった別の季節に撮影することで素敵なロケーションをバックに写真が残せるという点。
その他、事前に衣裳を着ておくことができる点や、ヘアメイクを確認しておけるなど、さまざまなメリットがあります。
1カ月前から成人式の直近にかけては、ちょうど年末年始のタイミング。
家族や自分自身が忙しくて撮影できない可能性があります。
そのため、できれば避けておくのが無難。
ただし、他県の大学に通うなど、地元から離れていて、成人式は地元で参加するため実家に帰省しているなど、このタイミングでないと撮影できないという方は、家族で都合をつけてこのタイミングで撮影するのがおすすめ。
写真館は年末年始はお休みするところが多いですが、冬の時期は比較的スケジュールに余裕がある場合が多いので、予約はスムーズに取れる可能性が高いです。
寒さが厳しいため、ロケーション撮影は難しいかもしれませんが、空調の効いたスタジオでの撮影であれば素敵な写真が快適に撮影できます。
成人式の約3カ月程度前は、ちょうど木々が紅葉してきた秋頃になります。
秋は景色が美しく、紅葉やコスモス畑など、さまざまな風景が振り袖姿と相性良く撮影できます。
そのため、スタジオ撮影だけでなく、ロケーション撮影をしたいという方にもおすすめの時期。
注意しておきたいのは写真館の予約が取りにくいこと。
ウエディングの前撮りや結婚式の人気シーズンになるほか、七五三とも重なるため、なかなか予約が取りにくい時期です。
ウエディングの前撮りでは、半年以上前から日取りを抑えるために行動を開始している方も少なくありません。
そのため、土日など、人気の日に撮影をしたい場合は、かなり早めから動き出しておく必要があります。
成人式の半年くらい前といえば、暑さが少しずつ厳しくなってくる夏の時期。
「夏の海辺で撮影したい」
「6月・7月の新緑をバックに撮影したい」
といったこだわりがないのであれば、外での撮影はあまりおすすめできません。
スタジオ撮影であれば、空調が効いたスタジオ内で自由に撮影ができるため、おすすめ。
写真館によっては夏の閑散期に少しでも多く集客するため、割引キャンペーンを実施している可能性もあります。
うまく活用すれば、素敵な写真をよりお得に叶えられるシーズンでもあります。
気候が穏やかな春は、秋と並んで前撮りのベストシーズン。
「半年以上前なのに大丈夫?」
と思われるかもしれませんが、春の風景をバックにするからこそ、振り袖姿が美しく引き立つというもの。
次の春を待っていると、成人式を過ぎてしまうので、二十歳の春はこの時だけ。
早すぎない?などと気にせず、撮影するのがおすすめです。
コールデンウイークをはじめとする長期休暇もあり、家族と予定を合わせて撮影をしやすい点も人気の理由のひとつ。
さらに、大学でサークルに所属している場合は、夏、日焼けする前に撮影を終わらせておけるというメリットもあります。
桜をバックに撮影したい場合は3月の中頃から後半にかけて。
それ以外でも、春ならどこで撮影しても絵になる写真が残せること間違いなしです。
1点、気を付けておきたいのは春が秋同様人気シーズンだということ。
早めに予定を入れておかなければウエディングの前撮りなどでも写真館の予定が埋まってしまうため、なかなか予約が取りにくい可能性が高いです。
さらに、振袖選びでもたもたしているとすぐに時間が過ぎてしまいます。
春に撮影をしたいのであれば、1月・2月で早々に振袖を決定し、撮影の予定を立てておく必要があるでしょう。
成人式の約1年前である1月・2月は、ちょうど前年の成人式が終わり、振袖がそろい始める時期。
特別な理由があれば別ですが、あえてこの時期を選んで、焦って撮影をする必要はありません。
まずは自分自身のお気に入りの振袖を探す方に専念しましょう。
いかがでしたか?
成人式の前撮りは、二十歳を迎える新成人の方だけでなく、二十年間子供を大切に育ててきたご両親にとっても特別な日。
その晴れ姿をきちんと残しておくという意味でも、写真を残しておくことをおすすめします。
ぜひ、衣裳選びをする際に、前撮りも検討しておきましょう。