民法の改正により、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。
これに伴い、2022年、2023年以降の成人式は20歳から18歳に変わっていくの?
といった疑問が生じているようです。
成人式には衣裳の準備も含めると人によっては1年くらい時間を使う方も少なくありません。
そのため、自分が対象になるのか、ならないのかは気になりますよね?
そこで、今回は香川県の成人式について、今後どのような開催になるのかをご紹介します。
成人式の開催は、各市町村によって決定されています。
そのため、〇〇市は20歳で成人式を開催しているけれど、〇〇市では18歳になっているということもあり得ます。
基本的に成人式の開催は、現在戸籍がある市町村が対象となっています。
希望すれば参加できる地域もありますが、場合によっては「中学校を卒業した」などの条件がある場合もあるため、自身が参加資格があるかどうかもチェックが必要です。
自治体によって変動の可能性もありますが、2021年11月現在、発表のある市町村では、今のところ今後も20歳を迎える人を対象に開催される流れのようです。
ちなみに、飲酒・喫煙などの年齢は20歳のままなのでご注意ください。
香川県内の各市町村で公式ホームページにて成人式の開催が告知されているのは下記の通り。
どの地域も対象は20歳になる方となっており、今後も年齢を18歳に引き下げることはなく、20歳を対象に開催されていく流れのようです。
高松市
丸亀市
坂出市
善通寺市
観音寺市
さぬき市
東かがわ市
三豊市
土庄町
小豆島町
三木町
琴平町
まんのう町
2021年11月現在、公式的に成人式の開催予定が発表されていないのは下記4エリアです。
今後、新たな発表があるかもしれないので、新成人の対象となる方は注意しておきましょう。
直島町、宇多津町、綾川町、多度津町
成人式の開催予定は、ほとんどの場合1年前には告知がされています。
特に、今までは対象年齢が20歳なので「次は自分の番」というのが分かりやすかったですが、しばらくは「もしかすると18歳が対象になるかもしれない」ということもあるため、早めに告知される可能性が高そうです。
成人式の展示会参加を促す「振袖のレンタル告知」のハガキは、20歳がメインターゲットですが、それより前の年齢から届き始めます。
これは、毎年行われているもので、地域の衣裳屋さんが自分達のことを知ってもらうことを目的に送っているものです。
対象となる20歳になる前の年や、早ければ2年前からお知らせハガキを送り始めるケースもありますが、18歳でハガキが届いたからといって、成人式の対象となっているわけではないので間違えないようにしましょう。
20歳になる年齢になったら、いよいよ振袖の準備を開始します。
大学に通っている方であれば、キャンパス内に衣裳屋さんがやってきて、展示会を開いてくれるケースも少なくありません。
また、街の衣裳屋さんでも展示会が開催されています。
「まだまだ早い?いつ参加したらよい?」
と、思っている方は、展示会に行く時期とメリットを紹介した記事をぜひチェックしてみてください。
成人式の衣裳姿を写真に収めておくため、前撮りをする方が増えています。
これは、自身の記念としてという意味はもちろん、ご両親が、大切な子供が成人を迎えた記念としてという家族写真的な意味も含めて撮影するケースが多いです。
そのため、両親も一緒に参加したり、家族全員で撮影したりという方ももちろんいらっしゃいます。
また、成人式には両親が参加するわけではないため、お気に入りの衣裳を身にまとった姿は、家族にとって貴重なカットのひとつ。
そのため、前撮り写真を撮影する日として、家族のために時間を作ってあげることで成人式では見られない晴れ姿を楽しんでもらえます。
前撮りをする場合、いつ、どこで、どの季節に撮影したいかによって振袖を決めなければならないタイミングがあります。
例えば、春に桜をバックに前撮りをしたい場合、遅くても3月までに振袖を決めておかなければ桜の咲く時期に間に合いません。
また、写真館は多くの場合ウエディングフォトをはじめさまざまな撮影を請け負っているケースが多く、繁忙期は既に予定が埋まっていることも。
前撮りをするならどのタイミングがベストなのかを知りたい方は、下記記事を参考にしてみましょう。
成人式の前撮りはいつ撮影する?おすすめの時期と季節ごとの特徴を解説
成人が20歳から18歳に引き下げられたことで、20歳が成人年齢ではなくなりました。
そのため、今まで「成人式」と呼ばれていた儀式も、このまま20歳で開催を続けていく場合、違った名称になる可能性があります。
「名称が変更になったがために、成人式のことだと気づかなかった」
といったことがないように、告知やニュースを定期的にチェックしておきましょう。